時代はノーコード。誰もが簡単に、そして迅速にウェブサイトを構築できる時代が到来しました。今回は、そんな夢を実現するツール「STUDIO」に焦点を当て、その強み、弱み、注意点を解説します。また、最終的には私が提供するココナラのサービスもご紹介しますので、興味がございましたらご覧くだださい。
STUDIOとは? – ノーコードでWEBサイトを構築
STUDIOは、プログラミング知識がなくても直感的にウェブサイトやランディングページを作成できるノーコード開発ツールです。ドラッグアンドドロップで要素を配置し、デザイン性の高いサイトが短時間で作れることが大きな特徴です。サーバーの維持費がかからず、制作後の修正も容易であるため、個人のポートフォリオとしての活用だけでなく、スタートアップ、大企業、官公庁など、数多くの企業で導入されています。
料金体系
STUDIOには複数のプランが用意されています。利用者の目的に合わせてどのプランを選択するかを自由に選ぶことができます。
プラン | 概要 | 金額 |
Free | 無料でお試し用のプラン。 ・ドメインが「.studio.site」しか使えない。 ・月間のPV数の上限が10,000PVまで。 ・CMSの数は100個まで。 など | ¥0/月 |
Starter | シングルページを人用のプラン。 ・独自ドメインで公開できる。 ・月間のPV数の上限が50,000PVまで。 ・WEBサイト内にSTUDIOのバナーが表示されない。 など | ¥980/月 |
CMS | あらゆる本格的なサイトを運用する人用のプラン。 ・月間のPV数の上限が100,000PVまで。 ・ライター権限付与でデザインをロックできる(3人)。 ・CMSの数は2000個まで。 など | ¥2,480/月 |
Business | さらに本格的な中規模ビジネス向けのプラン ・月間のPV数の上限が1,000,000PVまで。 ・ライター権限付与でデザインをロックできる(無制限)。 ・CMSの数は10,000個まで。 など | ¥4,980/月 |
こちらは2023年12月時点でのSTUDIO利用の料金体系ですが、WEBサイト作成後のランニングコストをかなり安価に抑えることができると思います。(※多少機能は制限されますが、Freeプランを使えばサーバー維持費もいらないので誰でも気軽にWEBサイトを持つことができますね。)
活用事例
以下はSTUDIOを活用して作成されているWEBサイトの事例になります。これらの記事を見ていただくと分かるように、ノーコードツールであるSTUDIOでも十分すぎるぐらいオシャレで、個性的なこだわったサイトがたくさんあります。(※正直に言うと、STUDIOを使って作成されたサイトなのか、コーディングしたサイトなのかをすぐに見極めることは難しいと思います。)
上記のShowcaseは、STUDIOで作られた世界中のWebサイトを、ジャンルやテイスト別に探せるギャラリーサイトです。オシャレなサイトばかりですので、ぜひ見てみてください!
STUDIOの強み
ここからは、自分用のポートフォリオサイトを作成した経験を持つ1人のユーザーとして、STUDIOを用いてWEBデザイン〜制作をしているWEBデザイナーとして、僕が感じたSTUDIOの強みを9個ご紹介します。
無料で自分だけのWEBサイト制作が可能
先ほども書きましたが、STUDIOでは、それぞれの利用者の用途に合わせて複数のプランが用意されています。その中でも「Freeプラン」はサイト制作から公開までお金をかけずに実施できます。最初はFreeプランでWEBサイトを作成し、公開後に必要に応じてプランを変更すれば良いので、まずは無料で気軽に試してみるということができます。
また、WEBサイトを公開後も、別途契約するようなレンタルサーバー代は不要です。選択するプランによっては機能の制限もありますが、独自ドメインを使わず、ドメインが「.studio.site」でも気にならない場合は無料でもWEBサイトの運用が可能です。
WEBサイト作成後の運用や更新が簡単
STUDIOでは、WEBサイトのレイアウトやコンポーネント、レスポンシブの設定などを壊すことなく、コンテンツのみを編集する「コンテンツ編集モード」があります。このモードを使えば、STUDIOの操作に慣れない方でも、下手に触ってレイアウトが崩れそうで怖いというような不安もなく、WEBサイト内のテキストや画像のみを編集することが可能になります。
(※レイアウトは変更できないようにロックされ、文字度画像のみ修正・更新ができます。)
そのため、最初は外注してWEBサイトのレイアウトやレスポンシブの設定を作成。一度完成したWEBサイトの内容(文章や画像)を更新したいとなった時には、自分たちでサイトを更新していくということをお勧めします。
ノーコードで直感的な操作が可能
STUDIOを利用すると、プログラミング知識がなくても、直感的なインターフェースを通じて誰でも簡単にウェブサイトを設計できます。ドラッグ&ドロップで素早くページを構築できるため、思い描いたデザインをすぐに形にすることが可能です。
CMS機能も簡単に利用可能
STUDIOにはCMS機能が搭載されており、ウェブサイトのコンテンツ管理がとても簡単です。そのため、ブログやニュースなどの定期的に更新が必要なサイトを作りたい場合にもお勧めです。共同編集が可能かつ使いやすくてシンプルな管理画面により、記事の更新や商品情報の変更など、日々の運用が非常にスムーズに行えます。
オシャレなテンプレートが豊富
STUDIOには有料、無料の数多くのテンプレートがあります。様々なジャンルのWEBサイトのテンプレートがあるので、テンプレートをもとに自分だけのオリジナルのWEBサイトを簡単に作成可能です。
レスポンシブデザインに対応
STUDIOでは、現代的でスタイリッシュなテンプレートが豊富に用意されています。それらのテンプレートはレスポンシブデザインに完全対応しており、どのデバイスからアクセスしても最適な表示がされます。美しさと機能性を兼ね備えたテンプレートを用いても良いですし、テンプレートを参考に完全オリジナルのWEBサイトが簡単に作ることも可能です。
レスポンシブデザインとは?
レスポンシブデザインとは、ウェブサイトが異なるデバイス(例えば、スマートフォン、タブレット、ラップトップ)上で表示されるときに、その画面サイズや解像度に合わせて自動的に最適化されるデザインのアプローチです。要は、一つのウェブサイトがあらゆるデバイスで見やすく機能的になるように調整されています。
他サービスとの連携も可能
STUDIOでは、他サービスをWEBサイトに埋め込み、連携して活用することもできます。店舗の公式サイトなどを作成する際に必要不可欠な「Google Maps」をはじめ、SNSや動画サイトの埋め込みも可能です。また、最近では表現豊かなアニメーションをWEBサイトに導入できる「Lottie」も利用可能になりました。
下記で紹介するものについては有料プランでのみ使えるものも含みますが、STUDIO上で、様々な外部AppのIDを入力するだけでそのツールを連携して使うことが出来ます。以下が連携して使用できる外部アプリになります。
共同作業・リアルタイムでの出来具合の確認が可能
STUDIOを利用したWEBサイト制作は、チームでのWEBサイト制作にも最適です。チームメンバーが一緒にリアルタイムでの編集やフィードバックが可能であるため、WEBサイト制作がとても効率よく実施できます。チームメンバーとのスムーズなコラボレーションを実現し、クオリティの高いウェブサイト制作を迅速かつ効率的に進めることができます。
僕がココナラで提供している「STUDIOを使ったWEBサイト制作」のサービスをご購入いただいた場合でも、作業の進捗状況や作成中デザインも随時ご確認いただけます。早い段階での修正対応や、素早くイメージのずれの補正を行うことが可能です。ぜひ一緒に魅力的なWEBサイトを作り上げましょう!
日本語に対応しており、サポートを利用しやすい
STUDIOは日本の企業が開発しており、完全な日本語対応を実現しています。これにより、英語に自信がない人でも言語の壁なく直感的に操作が可能です。また、WEBサイトを作成中や、不具合が発生した際にも安心して使えるサポート体制が整っています。
STUDIOの弱み・注意点
ここまではSTUDIOの強みやメリットに着目してきました。今度は、STUDIOの使いづらい点、使用する上での注意点について解説していきます。僕が感じているSTUDIOを使用する際の注意点は、以下の3つです。
デザインの自由度に制限がある
ノーコードツールであるSTUDIOは、最初からコーディングして作成されたWEBサイトに比べるとデザインの自由度に制限があります。STUDIOにある機能を工夫して組み合わせることで作成できることもありますが、ノーコードだけでは、どうしても作成できない部分もあります。
ただ、どうしてもSTUDIOで作成したWEBサイトで再現したいデザインがある。そんな時は「カスタムコード」という機能を活用することも可能です。この機能を使えば、基本的にノーコードでWEBサイトを作成できるSTUDIOにおいて、ノーコードだけではできないことを補うことができます!
カスタムコードを使って試しに作ってみた機能↓
無料で利用できる機能が限られている
STUDIOは無料でも様々な機能を利用することができますが、無料プランだけではできないこともあります。WEBサイトを利用する目的や規模を考えて、それぞれに合った最適なプランを利用することが必要です。
当たり前ですが、お金を出せば出すだけ、利用可能な機能も増えていきます。
SEO対策も可能だが完璧ではない
STUDIOを利用したWEBサイト作成の際、やはり気になるのがSEO対策。GoogleやBingなどの検索エンジンで作成したWEBサイトが検索結果の上位に表示したいですよね。
STUDIOでもSEOの対策は十分可能だと思います。しかし、WordPressのように細かな設定ができないため、少し見劣りするような印象です。
とはいえ、STUDIOで作成したWEBサイトでも、検索結果の上位に表示されているものもあるので、STUDIOで可能なSEOの対策をしていきましょう。
STUDIOでもできるSEO対策
・質の高いコンテンツの作成(投稿者次第)
・HTMLタグの設定をすること
・WEBサイト上の画像に代替テキスト設定
・サイトマップの送信
・404ページやプライバシーポリシーの設定
・内部リンク、外部リンクの対策
・キーワードの最適化
・レスポンシブデザインによるモバイル対応
など
ココナラで出品中のサービスの宣伝
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。最後に、僕がココナラで出品している「STUDIOを使ったWEBサイト制作」についての宣伝です。ご興味があればご覧ください。
STUDIOでオリジナルWEBサイト作成します 修正制限無し!デザイン/画像/文章丸投げOK!【2名様限定】このサービスではSTUDIOを使うことで、短納期かつ低コストでオリジナルのWEBサイトを作成させていただきます。(※基本的にはノーコードでのWEBサイト作成になりますが、先ほどご紹介した「カスタムコード」の機能を利用することも可能です。ノーコードで再現できないけど、どうしても作りたい機能があるという方も是非一度ご相談ください。)
以前作成したWEBサイトの参考例です。
①https://simple-template1.studio.site
②https://simple-template2.studio.site
まとめ
ノーコード開発ツールSTUDIOは、時代のニーズに応える素晴らしいツールですが、最適なサイトを作るには専門的な知識や技術も必要です。私の提供するサービスにご興味を持っていただけましたら、ぜひあなたのビジョンを形にするお手伝いをさせてください。効率的かつプロフェッショナルなウェブサイトを構築しましょう。
コメント